2019-04-11 悟りの証明(74) 直観:主客が未だ分かれない、知るものと知られるものとが一つである、現実そのままの、不断進行の意識である。思惟=反省(経験を反省して比較し判断する):直観の進行の外に立って、翻って不断進行の意識を見た意識である。ベルグソンの純粋持続を同時存在の形に直して見ることである、時間を空間の形に直して見ることである。 自覚:直観を知る意識、「般若」自己が自己の作用を対象として、これを反省すると共に、このように反省すると言うことが直に自己発展の作用である、かくして無限に進むのである。