悟りの証明

残日録

悪夢

そう遠くない未来、大韓民国朝鮮民主主義人民共和国とは核保有のままで統一されて「小さな中国」が誕生します。

  

米国は北朝鮮の暴挙を阻止できるでしょうか。駐韓米軍兵士とその家族、韓国国民、日本国民の多大な犠牲や国際世論等を考慮すると、トランプといえども武力行使は考えられません。米国の対北軍事圧力や中国の対北経済制裁は、国際社会、韓国、日本に配慮したジェスチャーに過ぎません。北朝鮮はそれを見抜いていて、核開発を継続します。その間、南北統一の悲願を持つ南北両国は接近し、中国の仲介を得て、統一実現への具体策を模索するようになります。韓国は北朝鮮の核武力を得、財閥を分社化して国営企業とし、就業率を上げ、格差を是正します。北朝鮮金正恩の生命・身分・財産の保証と経済発展の確約を得ることで、両者はウインウインの関係で、対等な立場で統一され、中国型の南北統一国家(共産主義国家)が誕生することなります。かくして、南北朝統一国家は、中国、ロシア、日本によって翻弄されてきた長い歴史に終止符を打ち、真の自立国家となります。結果、38度線は対馬にまで南下して対馬線となり、日本はアメリカ軍の最前線の不沈空母となってアメリカに利用されることになります。残念ながら、以上が最も「自然な流れ」ではないでしょうか。